シニアと病気予防
- 免疫とは何かについて、ずいぶん昔、中学校か高校の授業で習った記憶があるけれど、はっきりと覚えてはいないというシニアの方は、もう一度免疫の正体について知っておきましょう。免疫は、高齢化社会を元気に生きて行くために、とても重要なかかわりがあるからです。
- 免疫力は、私たちの健康と重要な関係があります。免疫力が高ければ病気にもかかりにくくなり、かかったとしても回復が早くなるからです。しかし、加齢とともに免疫力は低下する傾向があるのです。
- シニア世代にとって、免疫機能の低下は避けられませんが、日常生活に留意することにより、現在備わっている免疫力を強化することができます。病気を予防するためにも、次のような方法で免疫力を強化しておきましょう。
- シニア世代にとって毎日軽い運動をすることは、病気を予防し、健康を維持するためにとても良い方法なのです。特に体の中に酸素を取り入れる「有酸素運動」が効果的です。
- 「アディポネクチン」とは、脂肪細胞から分泌される「超善玉ホルモン」で、糖尿病や動脈硬化などさまざまな生活習慣病の予防効果や老化防止効果があります。長生きの人は血管中にこの「アディポネクチン」の量が多いため、「長寿ホルモン」とも言われています。
- 「酵素が体に良い」、「健康のために酵素をとろう」と良く言われますが、この酵素とはいったい何なのか、またどのように体に良いのかを知っている人は少ないそうです。実は酵素は「生命活動の源」とも言うべき大切な存在なのです。
- 酵素は、私達の健康にとって欠かせないものですが、現代人は酵素が不足しがちです。酵素が不足するとさまざまな体調不良や病気として現れてきます。
- 体内の酵素が不足すると、さまざまな体調不良や病気となって現れるため、不足しないように注意する必要があります。食べ物の中でも発酵食品には、消化を助ける酵素が豊富に含まれています。
- 病気予防の心強い味方です。
- 高血圧は自覚症状がありません。しかし、体の中では高血圧を原因とする病気が着々と進行しつつあります。
- 朝の血圧が高い早朝高血圧は、脳卒中や心筋梗塞などの発作を誘因しやすく、とても危険です。
- 血圧は、病院で測るのが正確ですが、1日の血圧の変動を知るには家庭で測ることが大切です。家庭用血圧計で、毎日の血圧をきちんと測りましょう。
- 熱中症は、炎天下にいる時ばかりでなく室内にいても起こります。室内での熱中症は、高齢者に多くなっています。