家庭で血圧を測る習慣をつけよう
血圧は、病院で測るのが正確ですが、1日の血圧の変動を知るには家庭で測ることが大切です。
特に朝の血圧が高い早朝高血圧の人は、急激に血圧が上がったときに脳卒中や心筋梗塞などの発作を起こしやすくなります。
毎日の血圧をきちんと測って、コントロールするようにしましょう。
血圧を測る習慣をつける
血圧は、降圧剤を服用している方もそうでない方も、1日3回測るのが理想的ですが、難しい場合は朝の起床時と夜の就寝前の2回測るようにしましょう。
また、高血圧の症状がなく血圧が安定している場合は、朝か夜の1回でも良いでしょう。
家庭で血圧を測る場合、135/80以下になることを目標に、毎日の測定値を記録しておいてください。
- 朝の測定
血圧は、一般に朝が一番高い傾向にあります。
朝の血圧測定は、起床後1時間以内に座った状態で測るようにしましょう。なお、朝食を食べる前、降圧剤を服用している方は、薬を飲む前に測るほうが正確です。
- 昼の測定
昼食前、または昼食後30分くらいしてから測定しましょう。
- 夜の測定
入浴直後は避け、寝る30分くらい前に測定しましょう。
家庭用血圧計の種類と選び方
家庭用血圧計は、色々な種類のものが出回っており、ドラッグストアやネット通販でも購入することができますが、大きく分けて次のようなものがあります。
- 指先式
人差し指を心臓の高さに合わせ、本体を胸に軽く押し当てて測定します。
指先式の血圧計は、小型で持ち運びができ、いつでも測れるというメリットがありますが、血管が細いことから上腕式の血圧計に比べ正確さに欠ける場合があります。
- 手首式
手首で測定するもので、価格も安く手軽で簡単に測定できますが、上腕式に比べ測定値が高く出がちです。
持ち運びも簡単なので、2台目の血圧計として利用する場合におすすめです。
- 上腕式(巻きつけ型)
家庭用血圧計として最も普及しているのがこの上腕式の血圧計です。
座った姿勢で上腕(肩と肘の間)にカフ(腕帯)を巻き、加圧して血圧を測定します。指先式や手首式の血圧計に比べ、正確な測定値が出ます。
- 上腕式(アームイン)
健康診断などにも使用される上腕式(アームイン)の血圧計は、機械に腕を通して加圧し測定します。
手首式や上腕式(巻きつけ型)の血圧計に比べ、一般に価格は高価ですが、正確に測定したいという方におすすめです。
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