運動で高血圧を予防・改善できる

軽い高血圧なら運動で予防・改善することができます。
運動をすると全身の血流量が増えますが、その勢いで血管内にこびりついた汚れが取れ、血液がスムーズに流れるようになるからです。
また、適度に血管に負荷を与えることにより、血管も柔らかくなり、結果として血圧が下がってきます。


運動と血圧の関係

激しい運動をした直後は、顔は赤くなり、汗が出て心拍数も上がり、血圧も上がります。
これは運動をすることによって、急激に血流量が増え、心臓も全身に血液を送り出すために一生懸命働いているからです。

運動をすると血圧が上がる。
では、血圧の高い人は運動をしないほうが良いのではないか?
と考えられますが・・・。

確かに運動をした直後は血圧が上がります。
しかし、普段の血圧は下がり、血管もしなやかに強くなって来ます。

運動をすることによって全身の血液の循環が良くなり、血管にも適度な負荷を与えることにより弾力性がついてくるからです。

また、血管内にこびりついていた汚れもきれいに取り除かれ、血液が流れやすくなって血圧が下がって来ます。

特に肥満の場合は、運動することにより体脂肪が燃焼されるとともに血圧も下がって来るので、一石二鳥の効果があります。

高血圧を予防・改善するためには、急激な激しい運動よりは、ゆっくりとした有酸素運動がおすすめです。

重度の高血圧症(最高血圧180以上 または最低血圧110以上)の場合、急激な激しい運動は、心臓や血管に負担をかけ過ぎ、危険な状態になることもあるので十分に注意してください。

その他、何らかの持病をお持ちの方は、医師と相談の上、運動を行ってください。   

シニアにおすすめ・ゆっくり運動

次のようなゆっくりとした運動は有酸素運動の一種ですが、毎日続けることにより、高血圧を予防・改善することができます。

  • ウォーキング・散歩
    有酸素運動の代表的なものがウォーキングです。気持ちよく汗ばむくらいのスピードでゆっくりと歩くだけで、心臓や肺の働きが活発になり、血液の流れもスムーズになり、血圧が下がって来ます。
    周りの景色を楽しみながら歩く散歩も同じ効果があります。
  • ラジオ体操
    日本人なら誰もが知っているラジオ体操は、全身の何種類もの筋肉を効果的に動かすように設計されています。
    音楽がなくても、ゆっくりと自分のペースでやってみましょう。
    室内でも、屋外でも、いつでも気軽にできる運動法です。
  • 踏み台昇降
    高さ10㎝から20cmくらいの踏み台を、ゆっくりと上ったり下りたりするだけの運動法です。
    テレビを見ながら、音楽を聴きながらでもできる手軽な運動法で、体力のない方や高齢者でも無理なく行うことができます。
    通販で「ステップ台」というものを購入することもできますが、厚めの電話帳で代用することもできます。

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