シニアの心の健康・目次
- シニア世代の多くが「老後の不安」を抱えています。不安を抱えたまま毎日を過ごしていては、心の健康にも影響を及ぼします。生き生きとしたシニアライフを楽しむためには、老後の不安を少しでも軽くし、毎日を明るく過ごすことが大切です。
- 「心の風邪」とも言われるうつ病がシニア世代にも増えています。シニア世代のうつ病はさまざまな喪失体験や更年期障害、血管性の病気によるものなどが多くなっています。
- 最近問題になっているものに「定年退職うつ病」というものがあります。この「定年退職うつ病」は、今まで何十年も勤めてきた会社を定年退職後に、何をしてよいか分からなくなり、抑うつ状態に陥ることで、「退職症候群」、または「定年症候群」とも呼ばれます。
- お酒やビールの好きなシニアの方は、アルコール依存症に注意してください。特に定年を迎え、自由な時間が増えるシニアの方は、退屈な時についアルコールに手が伸びてしまうということがあります。
- アルコール依存症とうつ病は密接な関係があります。どちらも心の持ち方や環境の変化が大きな影響を及ぼしているからです。
- 50代・60代の専業主婦に増えている心の病で、「主人在宅ストレス症候群」というものがあります。「主人在宅ストレス症候群」を予防したり改善するには、夫の意識改革が何よりも重要です。
- 誰にでも平等にやって来る老いを、マイナスイメージで捉えるより、人生の実りの時期として楽しむ準備をしましょう。
- 子供のメンタルヘルスとか、職場のメンタルヘルスが問題になっていますが、「シニアのメンタルヘルス」もとても大切です。
- 現代の心の病として、「PTSD（外傷後ストレス障害 ）」が問題になっています。
- PTSDからの回復のためには、時間はかかっても過去のトラウマ体験とじっくり向き合い、乗り越える必要があります。
- 精神的ストレスは、あらゆる病気の引き金になったり、あるいは病気を悪化させたりします。健康で明るいシニアライフのためには、ストレスを上手にコントロールする必要があります。
- シニアにとって、体の健康と同じように大切なのが心の健康です。心の健康を保つ生活は、ちょっとした日々の心がけで実践することが可能です。