老後の不安と心の健康

シニア世代の多くが「老後の不安」を抱えています。不安を抱えたまま毎日を過ごしていては、心の健康にも影響を及ぼします。
生き生きとしたシニアライフを楽しむためには、老後の不安を少しでも軽くし、毎日を明るく過ごすことが大切です。老後の不安の中でもトップにあげられるのが「生活資金の問題」、次に「健康」、そして「生きがい」と続きます。


生活資金の不安

生活資金の不安を少しでも軽くするには、早めにライフプランを立てることです。今後の10年先~20年先くらいまでのプランを立ててみましょう。

どうしても必要な資金はいくらかを先に算出しておき、次に突発的に発生する支出を予想して余裕資金として準備しておくと安心です。

しかし、年金収入も不安定な現在社会では、「余裕資金まではとても・・・」という方も多いかも知れませんね。「その時はその時」と割り切って心配しないのもひとつの方法です。日本では場合により色々な公的資金の援助が受けられるからです。

健康の不安

健康の不安もまた誰もが抱えています。「病気になってしまったら」、「もし、ボケてしまったら」、「寝たきりになってしまったら」などの不安です。

それに加えて配偶者や親の介護の問題に関する不安もあります。
健康の不安を軽くするためには、健康に関する正しい知識を身につけておくことです。また、できればいつでも相談できる「かかりつけ医」を持ちましょう。

生きがいがない

定年までは、仕事や子供の成長が生きがいとなっていましたが、定年を過ぎて仕事も第一線から退き、子供も親の手を離れて行った時、急に寂しさに襲われ、むなしくなってしまう事があります。そして心の健康を病んでしまうシニアの方も少なくありません。

それを防ぐためには、色々なことに興味を持ち、熱中できる趣味などを持っておくことです。また、家庭意外の人間関係を構築しておくことも大きな助けになります。

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