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まぶたの下がピクピクする顔面ミオキミアとは?

まぶたの下がピクピクする顔面ミオキミアとは?

顔面ミオキミアとは、まぶたの下がピクピクとけいれんする病気です。誰でも一度か二度は経験したことがあるように目の疲れや睡眠不足から一過性の顔面ミオキミアになることがあります。しかし、まぶたのピクピクは「眼瞼けいれん」や「片側顔面けいれん」の場合もあり、時には脳内部の病気などが要因となっている場合もありますので、注意が必要です。

まぶたがピクピクする病気の種類

まぶたがピクピクする病気としてあげられるのは、顔面ミオキミアの他、「眼瞼(がんけん)けいれん」や「片側顔面(へんそくがんめん)けいれん」などがあります。
症状を悪化させないためにも、どのような部位がどのような感じでけいれんするかを良く見極め、適切な治療を受けるようにしましょう。

  • 顔面ミオキミア
    まぶたがピクピクする病気として、よく見られるのは「顔面ミオキミア」です。「眼瞼ミオキミア」、「眼輪筋ミオキミア」などと呼ばれることもあります。目の周囲には、まぶたを開けたり閉じたりするための眼輪筋と呼ばれる筋肉がありますが、この筋肉の一部がピクピクとけいれんを起こすもので、目の疲労や体の疲労により引き起こされると考えられています。
  • 眼瞼けいれん
    「眼瞼(がんけん)けいれん」は、最初はまばたきの回数が多くなり、明るい場所では異常にまぶしく感じるようになります。下まぶたのけいれんの他、上まぶたもけいれんするようになり、次第にけいれんの回数が増えます。原因は、大脳基底核の機能異常と考えられていますが、過度なストレスにより発症する事が多く、病気が進行すると自分の意思とは無関係に目が閉じてしまうため、車の運転などに支障をきたすようになります。40~70歳の中高齢者に多い病気ですが、眼科などの専門医を受診し、治療することにより改善が可能です。
  • 片側顔面けいれん
    「片側顔面(へんそくがんめん)けいれん」は片側のまぶたと一緒に同じ側の他の顔面筋が連動して動くのが特徴で、まぶたのけいれんから始まり、徐々に同じ側の額・頬・口・顎などにけいれんが広がります。片側顔面けいれんは、中年女性に発症しやすく、顔面ミオキミアよりも速くけいれんします。脳幹から出る顔面神経が何らかの理由で圧迫されることが原因と考えられています。進行すると、顔がゆがんだ状態になることもあるため、このような症状が見られる場合は、早めに脳外科などの専門医の診断を受けるようにしましょう。

顔面ミオキミアの症状と原因

まぶたのピクピクで最も多い「顔面ミオキミア」は、顔面神経が支配する眼輪筋(まぶたを開閉する筋肉)の一部に異常な興奮が生まれてけいれんが起きる病気です。
下まぶたのけいれんが一般的ですが、時には上まぶたがけいれんすることもあります。しかし、あくまでも眼瞼の筋肉のごく一部だけのけいれんで、ほかの筋肉にまで拡大することはありません。

健康な人でもパソコンや細かい作業などで目を酷使した場合やストレスがたまった場合、寝不足の場合などに一過性の顔面ミオキミアになることがあります。このような顔面ミオキミアは十分に休養と睡眠をとることにより、通常は数日~数週間で自然に治まります。

しかし、脳幹部の腫瘍や炎症、多発性硬化症、外傷による顔面神経損傷の後遺症として顔面ミオキミアの症状が現れることがあり、この場合は適切な治療が必要となります。
まぶたのピクピクがいつまでも治まらなかったり、だんだん強くなる場合は眼科の専門医を受診しましょう。

顔面ミオキミアの対処法

疲れから来る顔面ミオキミアは、さほど危険なものではありませんが、まぶたが勝手にピクピクとけいれんを起こすのは、やはり不快であり不安にもなります。
けいれんが起きたら、まずは目を休めることを優先しましょう。目を閉じてまぶたの上から軽くマッサージしたり、蒸しタオルや冷やしたタオルをあてると症状が和らぎます。
睡眠中は、アイマスクの使用もおすすめです。
ゆったりと入浴をしたり、睡眠時間をしっかりとって目の疲れや体の疲れを取ることにより、顔面ミオキミアの症状は自然に治まってきます。


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