認知症を予防する方法
今後、楽しい老後を過ごすためにも認知症になるのは、何としても避けたいですね。
認知症を予防するには、まず脳を活性化させて衰えさせないことですが、他にも次のような方法があります。
- 脳細胞に刺激を与える
筋肉は使わないと弱くなりますが、脳細胞もそれと同じで使わないと老化が早くなります。加齢に伴い、誰でも脳の神経細胞が減少したり、細胞同士の情報伝達機能が低下するため、記憶力や集中力が低下して物忘れが多くなります。
しかし、読書をしたり、計算問題を解いたり、パズルをしたりと、脳細胞に刺激を与えることにより、海馬の中の脳細胞が新しく出来る事がわかっています。
- 運動をする
運動と認知症予防は関係がなさそうですが、ウォーキングやストレッチなどの有酸素運動は、脳の前頭前野を鍛える効果があり、認知症の予防と改善につながります。
軽く汗を流すくらいの散歩や山歩きも効果的です。
- 手先を動かす
手先を動かして細かい作業をしたり、将棋や囲碁などを行うのも脳を活性化し、認知症を予防する効果があります。
両手の指を閉じたり拡げたりという運動も効果的です。
- 食事
大豆製品やさんま、さばなどの青魚類、海藻類は記憶力を向上させる効果があるので、毎日の食事に取り入れるようにしましょう。
また、食事の際は良く噛んで食べるようにすると、唾液もたくさん出るようになり脳も活性化し、認知症の予防になります。
- 色々なことに興味を持つ
新しい趣味を始めたり、旅行をしたり、資格試験にチャレンジしたりと、色々なことに興味を持つと脳が活性化され、認知症の予防と改善に役立ちます。
- サプリメントをとる
脳の血流改善効果があるとされるサプリメントには、イチョウ葉があります。
神経細胞間の伝達を促進させるPS(ホスファチジルセリン)や魚に多く含まれる脂肪酸で細胞を活性化させるDHA、抗酸化作用のあるアスタキサンチン、脳内伝達物質を作る材料となるトリプトファンなども物忘れを防止し、認知症の予防に役立つサプリメントとして注目されています。
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