脊柱管狭窄症による腰痛を和らげる方法

脊柱管狭窄症による腰痛は、病院による治療を受けるほか、症状が軽いうちなら日常生活に注意することにより痛みを軽減したり、進行を遅らせることができます。

脊柱管狭窄症による腰痛を和らげるには?

加齢が原因の腰痛は、誰にでも起こる可能性がありますが、「年だから・・・」とあきらめるよりは、普段の生活から痛みを和らげる方法を実践してみましょう。

  • 姿勢に注意する
    背中を反らせる姿勢は、脊柱管の中の神経を圧迫するため、痛みやしびれが出やすくなります。
    歩くときは、杖や手押し車(カート)などを利用して前かがみの姿勢になると、神経への圧迫が緩み楽になります。
    少し距離のある場所への移動は、自転車などを利用してみましょう。
  • 適度な運動をする
    腰が痛いからと言って、運動をしないと腰の周囲の筋肉が衰え、腰痛が悪化する原因にもなります。
    症状に応じた運動を適度に行うことにより、筋肉がついてきて腰痛を和らげることができます。
  • 肥満を予防・改善する
    肥満も腰に必要以上の負担がかかります。
    肥満の予防・改善が、脊柱管狭窄症による腰痛の改善につながります。
  • 寝るときの姿勢を工夫する
    寝るときは、腰が反らない姿勢で寝るようにしましょう。
    仰向けの場合は、腰が反るので痛みが出やすくなります。
  • その他
    長時間の同一姿勢も腰への負担がかかり、血行が悪くなるため腰痛を悪化させます。時々、ほかの姿勢をとり、ストレッチなど軽い運動をしましょう。
    また、日頃から無理に重いものを持ち上げるなどの動作を避けることも大切です。
    このほか、鍼灸やカイロプラクティックなどの代替医療が脊柱管狭窄症による腰痛改善に有効な場合もあります。



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