シニアの疲れ目解消法

50代を過ぎると、老眼やドライアイが進行したり、目の疲れからVDT症候群や顔面ミオキミアになることもあります。
目が疲れたと感じたら早めに解消しましょう。


疲れ目を解消する方法

目の疲れを解消するために、次のような方法がおすすめです。

  • 目の周りをマッサージする
    両手をこすり合わせて温め、それを目にあてて手の平で軽くマッサージします。特に目の周囲の筋肉をほぐすようにすると効果的です。
    いつでもどこでもできる疲れ目解消法です。ただし、眼球の上は強く押さないようにしましょう。
  • 蒸しタオルを目にあてる
    温かいお湯や電子レンジで蒸しタオルを作り、目を覆うようにあてます。
    目の周りの血行が良くなるほか、涙を分泌する「マイボーム腺」を温めると涙の分泌もスムーズになり、疲れ目が解消します。
    目だけでもお風呂に入っているような気持ちよさで、気分もリラックスします。
  • 冷たいタオルで冷やす
    目が充血している時や、目が熱っぽい時は氷水で絞った冷たいタオルを目の上に乗せると疲れがとれてスッキリします。
    目を冷やすといったんは血流が抑えられますが、その反動で一気に血行が良くなるためです。
  • 目の体操をする
    両目をギュッと閉じて、パッと開けます。その後、頭は動かさずに上下左右を見たり、黒目をグルーッと回しながら周囲を見ます。
    凝り固まった毛様体筋をほぐし、疲れ目を解消する効果があります。
  • ツボ刺激
    目の周囲には疲れ目を解消できるツボがいくつかありますが、ツボの位置を覚えるのは大変なので、押して気持ちよいと感じる部分はどこでも指の腹で軽く押してみましょう。
    ただし、眼球の上は押さないように注意してください。
  • 目薬をさす
    ビタミンやタウリンを配合した目薬など、症状に合った目薬をさすことで疲れ目が解消することがあります。
    目薬には清涼感レベル1~5までありますので、スッキリしたい方はレベル4や5を、刺激の強いものが苦手な方はレベル1か2がおすすめです。
  • 遠くの景色を眺める
    疲れ目は、多くの場合近くのものを長時間見続けることにより、毛様体の筋肉が緊張することが原因です。
    時々遠くの景色を眺めることにより、毛様体の筋肉の緊張を解き、疲れ目を解消することができます。
  • 目に良い食品を摂る
    緑黄色野菜や新鮮な魚には、ビタミンやミネラル、抗酸化物質など、目に良い成分がたくさん含まれているため、それらをたっぷり摂ることにより、疲れ目解消にもつながります。
  • サプリメントを摂る
    疲れ目に良いサプリメントとして、ブルーベリーに多く含まれている「アントシアニン」や、「マルチカロチン」「DHA」「ルテイン」などが良く知られています。
    また、アントシアニンがブルーベリーの5倍もある「アサイーベリー」のサプリメントもおすすめです。

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